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書籍紹介

地域包括ケアシステム時代に勝ち残る

医療・社会福祉法人「経営変革」の教科書

医療・社会福祉法人「経営変革」の教科書
  • 著者:渡辺充彦/竹重俊文/渡辺征克
  • 出版:日本実業出版社
  • 発売:2015年9月15日
  • 価格:¥2,000(税別)

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業界構造が変われば、
事業の構造も変えなければ淘汰される

「地域包括ケアシステム」が医療・福祉業界に投げかけているメッセージは「既存の延長線上に明るい未来はない」というものです。残された時間は多くありません。今すぐに組織変革に取り組むことが求められています。しかし、変革が大事でも、どのレベルまで到達すれば良いのかは誰も提言してきませんでした。本書では理論と実践をもとに「350モデル」を達成することができれば変革は可能であることをビジネス書として初めて明確に示しています。変革におけるガイドブックとしてご活用ください。

目次紹介

  • ・第1章:規制緩和と収益メカニズムの崩壊
  • ・第2章:「経営」とは何か
  • ・第3章:経営を機能させるフレームワーク
  • ・第4章:変革を加速する「7つの技法」
  • ・第5章:変革を失敗しないために
  • ・第6章:変革に向けて最初の一歩を踏み出す
推薦の言葉

亀田俊忠:医療法人鉄蕉会亀田総合病院名誉理事長(理事長199 1〜2008年)

医師をはじめとする専門家集団である病院において、総合的な診療の質の向上を遂行してゆくためには、部分最適思考から全体最適思考へと変革していかねばならない。本書では、前者を運営思考、後者をマネジメント(経営)思考と定義して紹介されている。病院を取り巻く環境が激変する中で、いかに本質的なマネジメントを行うか、実務書でありながら実に示唆に富んだ内容である。

北島明佳:医療法人社団元気会横浜病院理事長

今後、激変する医療・社会福祉業界で生き残るためには「患者・利用者本位」に基づいて社会資源をシステム化するマネジメント力が必要不可欠です。そのマネジメント力を備える最短距離は経営品質のフレームワークを活用し、「350モデル」を確立させることだと確信しています。

廣江 智:医療法人養和会理事長

昨今、医療・介護・社会福祉の業界も「ドッグイアー」と呼ばれる時代になり、迅速かつ正確に環境適応を図る経営が求められる厳しい時代になりました。本書には、この厳しい環境に適応するための基本的な考え方と実践方法が具体的に示されており、私たちが取り組むべき課題を明らかにしてくれます。

湯川智美:社会福祉法人六親会常務理事

今回の社会福祉法改正に至った背景には、社会福祉法人が社会から期待される公益性を果たしているのか否かが問われており、他の供給主体と異なる役割を再定義されたと考えられます。また、専門的な機能を有する社会福祉施設はより質の高い福祉サービスの提供が使命であり、それらの実現には経営的な手法が必須となります。本書には経営基盤の強化をいかに整えるか、その要訣が示されています。

伊能恵子:社会福祉法人ダビデ会昭島ナオミ保育園園長
     東京都社会福祉協議会研修委員

「私たちの法人の強みを第三者に伝えることができていない!」。この課題を解決してくれたのが、経営品質のフレームワークでした。園長と職員が同じフレームワークで組織を考えることは着実に成長を促し、「350モデル」の確立で職員の主体性は劇的に変わります。この本で述べられていることは、職員の人間的成長へのアプローチです。

橘 由佳:社会福祉法人ひまわり福祉会法人本部本部長

運営から経営へのシフト、その必然性を強く認識しています。私たちの業界が運営から経営へとスタイルをチェンジするために決定的に欠けているもの、それは戦略という概念とその展開であることをこの本で再確認しました。意識変革のための職員必読の書であると考えます。

平松 庸一:日本経営品質学会副会長・新潟大学大学院准教授

ヒューマンウェア・コンサルティングの提唱する「350モデル」は、彼らが長年の実践を通じて積み重ねた知見を科学的に検証した根拠あるモデルである。定性的な経営を学術的な研究成果に基づく数量的モデルで示したことは、経営品質の理解・実践を深めるうえでもその意義は大きい。環境が激変する医療・社会福祉業界においては運営から経営への転換を図るうえで最適な書といえる。

岡本 豊:株式会社グリーンクラブ(千葉夷隅ゴルフクラブ)代表取締役社長

当社が創業2年目から35年間黒字経営を維持できているのは、経営の基本原則として顧客第一主義を貫いているからである。2014年の経営危機を乗り越え15年連続接客サービス全国1 位の評価を得ているのは経営品質向上の取り組みのたまものに他ならない。この本は、同じサービス業であり、かつ経営のサービス化に直面されている医療・社会福祉関係の方々への必読の書である。

髙野英司:株式会社フードビジネス(和食料理店「紋屋」)代表取締役

2008年に経営危機に直面した時、ヒューマンウェア・コンサルティングに出会う。従来の方法論的運営から目的追求の経営に転換したことで、その後は右肩上がりの成長軌道に乗っている。経営とはかくも理論どおりにうまく進むものかと魔法にかかったような心境である。「350点レベル」になると間違いなく会社(社員)が変わります。本気で会社を良くしたいと思うリーダーには不動の考え方です。

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